大神楽 由緒

 明応七年(1498年・室町時代)
 白鳥寺の別当「心海」の記述した「白鳥神社神事法令」と言う記録がある。
 それによると「十月十八日より三日三夜、御神楽」とある。(旧暦十月)
 およそ500余年前、すでに神楽が奉納されていたことが分かる。
 その特徴は
 この大神楽は例祭であるため、曜日、晴雨にかかわらず、期日の変更なく行わ れてきた。
 又、役者の人数も、他神社の豊年祭りと違い、演技も少なく簡素で、厳粛な神事 の一つとして行われてきた。
 役者は子供を除き、全員が麻の裃を着けて威儀を正し、化粧をしない。
 豊年祭りにつきもののハナダカ(天狗)はおらす、その代わりに、スットコドンと呼 ばれるヒョットコ面が居る。これは大神楽の神髄であって諸芸に秀でた者であり 、大神楽のリーダーでもある。
 平成22年 岐阜県伝承文化継承功績者顕彰を受けている。
 貴重な伝統民族芸能である。
 毎年九月始めから、毎晩の練習が伝承センター始まる。
 皆さん、見に来てください!


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