白鳥クラブー2011・秋の遠征
「寅次郎ワンマンショー」

 「旅に強い寅次郎」
昨年に続き、今年の白鳥クラブ秋期遠征は北陸路。
北陸の名門、小松CCと、ジャパンセントラルGC。
二つとも、広いし、距離たっぷり!
寅次郎の為に作られた様なコース。
これで負けたとあっちゃ、柴又へは帰れねぇぜ。
今日はいつもの寅とは違うぜよ!
初日は83。二位に5打差のブッチギリ!
二日目は86。二位に3打差の逃げ切り!
最初から飛ばして、気がつけば悠々の一人旅!
少しやりすぎたかな?
友達が減ってゆくのが心配だ・・・・・・。
生意気いうんじゃねぇ!
旅から帰れば、何時もの寅に戻るから・・・・。
旅に強いのは”フーテンの寅”の血統。
トランク一つで旅から旅へ。
愛しのリリーよ、今いずこ・・・・。
 
「スピーチ・二題
懇親会の始まりで、幹事が切れてしまった。
些細な事を冗談交じりで指摘され、大声で怒鳴り返した。
一瞬、和やかになるべき表彰懇親会が不安な雲行きに。
そこで”ウイナー寅次郎”のスピーチ。
「快晴と私向きのコースを提供してくれた幹事にお礼を申し上げます。
 又、素晴らしき同伴者にも多大の感謝。
 最近私も、ようやくお世辞が言えるようになりました。
 今回は、私めの独壇場で、さぞかし皆様は不愉快でしょう。
 私以外は、全て敗者です。
 いろいろとご不満はあるでしょう。
 幹事様も先ほどは蛮声を上げられました。
 負けた者同士が、ののしりあっては、見苦しいの一語です。
 お気持ちは痛いほど解ります。
 悔しかったら、勝ちなさい!
 些細な批難に、罵声で応じては、貴方もレベルは同じです。
 批判中傷には、笑顔で応じれば、貴方の勝ちです。
 ”曲がる、飛ばない、勝てない・・・”etc。
 悩みはいろいろとあるでしょう。
 そんな時は、私の背中をみなさい!
 ・・・有り難うございました」
今一つのスピーチ。
”ブービー千恵子”のスピーチ。
このスピーチは、懇親会場の外でやらされる。
スピーカーはドアーの外に立ち、少し隙間を作ってもらい話す。
廊下を歩く人は、この人何なの?おかしいんじゃない?
扉の隙間に向かって、何かぶつぶつ言っている。
話の内容は、概ね、負けた事の”言い訳”
普通、一番聞きたくないのは”言い訳話”
勝手に喋ってろ!
でも、今回一番人気があった。
勝者のスピーチより、女の”言い訳”に軍配!
 「西田と夕日」
今回、一宿一飯の恩義にあずかりし処は民宿”あらや”
日本海を見下ろす、越前松島の閑静な釣り宿。
ゴルフ客にはやや異質な感じ。
風呂は小さい、トイレは少ない、あんまもこない。
飯を食ったら、ひたすら寝るだけ。
時には、こんなんもいいかも・・・。
夕食宴会場の唐紙に、俳優・西田敏行の落書きあり。
14年前、1997年の冬に、彼はここに来ている。
目的は”釣りバカ日記”のロケとの事。
丁度その時、ロシアの貨物船”ナホトカ号”が座礁沈没。
大量の重油が越前海岸を汚染。
寅も町内の仲間数人とボランティアに来た。
西田はボランティアに「ご苦労様」のメッセージを唐紙に記した。
上手だ!
きちんと写真に撮るべきだったと後悔。
 戦い終えて帰途、北陸道・徳光SAにて土産物あさり。
二日間の遊びの罪滅ぼしに、皆さん、しこたま買い込んだ。
ここを出発の間際、日本海に真っ赤なサンセット!
我々山賊には、滅多にお目にかかれない光景。
負けた奴等は太陽に向かって「バカヤロー!」
こころ優しき奴等は「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・」
勝利者・寅次郎は「thank you very much、see you again !」
落日と共に「寅次郎ワンマンショー」も、めでたく幕。
                    神様、有り難う 寅次郎


小松CC

小松成績

ブービー挨拶
 

西田敏行直筆

ジャパセン

ジャパセン成績

競馬
 

シャミノミサオー

キコノクイーン

チェッコヨサレ

ユウセイタイガー

ススムシュゴー

ジテキオー

ジャンボノザキ
ヒラセー

タケノチンボリー

ホットウオーター

マゴワタイガー

バカヤロー!
寅次郎
ワンマンショー