ネンリンピック(2003) 考

 日頃は岐阜県シニアソフトボール連盟に加入させていただき、県内各地の皆様と白球を通じて、親しく交流の場が

もてます事に、この上ない喜びと感謝の念で一杯でございます。      

私達は還暦を過ぎ、馬齢を重ねている関係で、身体が動かぬ代わりに、口やかましい事は否めませんが、真に

ソフトボールを愛し、純粋なスポーツシニア軍団であると、それなりに自負も致している所でございます。

こうした中にあって、昨年来より、ネンリンピックに関しまして、残念ながら、不明朗かつ不可解な出来事が我々を悩まし、

純粋にスポーツを愛するものと致しましては、誠に無念の極みであります。こうした問題が毎年発生する土壌であるならば、

今 全員がこの問題を真剣に考え、何が正しいのかをハッキリさせる時ではないかと存じます。

「明るく楽しいシニア軍団」とするために・・・・・・。

この問題を解決しないまま、交流を続けるならば、お互いが疑心暗鬼となり、残念ながら楽しいものは生まれようも

ありません。

アマチュアスポーツはフェァプレースピリッツが信条であり、故に我々はスポーツをこよなく愛するのではないでしょうか。

以下 私達の疑問点を列挙して、賢明な皆様のご判断を仰ぎたく存じます。

* ネンリンピック全国大会は連続出場を不可としております。

問題点

1、               予選会優勝の「岐阜ゴールド」は今年の予選会出場の資格があるのでしょか?

昨年「岐阜ゴールド」は優勝したけれど、他県選手を加えてのルール違反からネンリンピックに、

出場しておりません。  だから出場資格があるのでしょか?

優勝は返上したのでしょうか?

今年の予選会で優勝旗を返還しております。優勝の返上はしておりません。

予選会優勝とネンリンピック出場と言うのはイコールではなく別なのでしょうか?

別のものではないでしょう。

優勝は返上していないが、出場は辞退したのでしょうか?

優勝は返上していないが、出場を停止されたのですか?

出場停止と言うならば誰が停止命令を出したのですか?

不可解です。

本来ならば、不祥事が発覚した時点で、優勝は取り消し、出場資格も剥奪し、本来なら予選をやり直すのが

筋道かと思いますが、諸般の事情から推測すれば、準優勝チームが出場するのが妥当ではないでしょか?

更に、アンフエァプレーに対する、ペナルテーはあったのでしょうか? 出場辞退したのか、或いは剥奪されたのかは

不明ですが、これは当然の処置であり、ペナルテーではありません。

加えて、2年連続優勝、出場を狙って参加が出来るのは、どの様に理解すればよろしいのでしょうか?

昨年、今年と、2年連続で不正なチーム「岐阜ゴールド」と対戦して、ネンリンピック全国大会出場の機会を

失ったチームは一体何なのでしょうか?

チャンスはフエァに平等に与えられてこそルールだと思います。

2、               揖斐川クラブは昨年度、ネンリンピックに出場した、とうかがいますが、何故、予選会を戦う事もなく、

出場ができたのでしょうか? 全く解りません。

3、 今年ネンリンピック予選で優勝された「可児シニア」は全国大会に出場できないと聞きましたが、何故でしょうか?

昨年から摘要された日本ソフトボール協会への個人登録がなされえていないからだと聞きますが

本当でしょうか?

ネンリンピックの主催は厚生労働省です。

日本ソフトボール協会はその後援者です。

それでも個人登録が必要なのでしょうか?

全国各地で行われる全国大会と称する(例えば石和大会等)大会参加にも、それが必要なのでしょうか?

今年の予選会の抽選組み合わせは、何故、個人登録したチームとそうでないチームに区別したのでしょうか?

(財)岐阜県健康長寿財団がネンリンピックの地方組織であります。

此処が、日本ソフトボール協会に個人登録していないチームの出場権を認めないのでしょうか?

「揖斐川クラブ」は、昨年は岐阜県シニアリーグに参加されていないチームですが、日本ソフトボール協会に

個人登録はされていたのでしょうか?

4、       今年の予選会が始まる前に、主管協会である、関ソフトボール協会を交えて、昨年度の優勝チームとネンリンピック

参加チームが共に予選会に来ているが、おかしいのではないかと質問し、答えを待ちましたが、岐阜県ソフトボール

協会の役員が不在で結論が出せないと言う事でした。

主管協会がとにかく試合をやってほしい、この問題の結論は後日、ハッキリさせますからと言うことで、始まりましたが、

中には不明朗なチームとの試合はボイコットすると言うチームもあり紛糾致しました。

このいきさつから、ノンタイトルという積もりで試合にのぞみ、スッキリしない予選会でありました。

そして、未だに、明確な回答がないままに推移してきましたので、此処に、問題を提起して、各チーム皆様の

ご判断を仰ぐものであります。

我がチーム内では、納得出来る答えが出ないのであれば、岐阜県ソフトボール協会から身を引く事も辞さない

気持ちであります。

以上の文面を、岐阜県ソフトボール協会、岐阜県シニアソフトボール連盟、県内シニア各チームさんに送付せていただき、

それぞれのご見識を仰ぎ、皆が納得する解決が出来ないものかと、こい願うものであります。

そして、この問題が発生する以前のように、和やかなうちにも、熾烈な戦いを演じるなかで、生きがいをみいだし、

高齢化社会に我々の存在感を示し、「老いの青春」を謳歌したいものと、切に念ずる次第でありす。

よろしくご指導の程をお願い申し上げます。 

平成15年7月12日

郡上白鳥シルバースターズ 代表 蒲 侑司